KAZUKINが長年使っている、NIXON SUPERTIDE。

タイドグラフが表示できる、いわゆるサーフウォッチである。

……が。

海では一度しか使っていない

実はこの時計、海では一度しか使っていない。

なぜか。

外枠が金属なのである。

初めて海で使った時、サーフィン中に時計がサーフボードに当たった。

ゴンッ。

時計は無事。

でも、サーフボードが凹んだ。

「……これ、海で使わない方がいいね」

サーフウォッチなのに。

以来、ほぼ陸上勤務。

丘サーフウォッチの誕生である。

ネジ山、なめる

それでも気に入っているので、電池が切れるたびに交換してきた。

これまでの電池交換、3回。

ところが長年の酷使が祟ったのか、ついに裏蓋のネジを一か所やらかした。

ネジ山、完全になめる。

回らない。

外れない。

つまり、電池交換できない。

救出作戦、決行

普通ならここで引退である。

でもKAZUKINは、こういう時だけ妙に諦めが悪い。

そこで購入したのが、

ANEXの「なめた精密ネジ外し」。

もはや時計工具というより、救出作戦用装備である。

ANEXのなめた精密ネジはずしNo.3610-Nのパッケージ
今回、なめたネジを強引に開けてくれた救世主。MADE IN JAPANの底力である。

慎重に……

とはいかなかった。

なんとか食わせて、回して、こじって、

無理やり開ける。

裏ぶたを開けたNIXON SUPERTIDE。外した裏ぶたには「THESE ARE THE BREAKS」の刻印
救出作戦、成功。裏ぶたには「THESE ARE THE BREAKS」の刻印。壊れる寸前だったのはネジの方である。

そして電池交換を強行。

取り外したNIXON SUPERTIDEのムーブメント。CR2450のボタン電池が収まっている
取り外したムーブメント。これだけ見ると、ちゃちいね・・

結果。

復活。

現在も普通に時を刻んでいる。

たぶん必要なのは、執念グラフ

サーフウォッチなのに海では一度しか使われず、サーフボードを凹ませた過去を持ち、電池交換は3回、ネジ山をなめ、専用工具まで投入され、それでもなお現役。

たぶんこの時計に必要なのは、タイドグラフではない。

KAZUKINの執念グラフである。

新品の時計もいい。

最新モデルもいい。

でも、傷が増えて、トラブルが起きて、そのたびに自分で直してきた道具には、妙な愛着が湧く。

だから、まだ使う。

ネジ山をなめても。

海に入らなくても。

NIXONいいよね。

KAZUKIN

NIXONいいよね

俺式評価

  • 🌊 サーフウォッチとしての実戦経験 ★☆☆☆☆(海で一度きり)
  • 🪛 なめたネジ山からの救出劇 ★★★★★
  • 🔋 3回の電池交換実績 ★★★★☆
  • 🏝️ 丘サーフウォッチとしての現役度 ★★★★★
  • 😤 諦めの悪さ ★★★★★

※本記事は個人の感想・記録です。NIXONさんとは何の関係もありません。ただのNIXON好きです。電池交換などの分解は自己責任で行っています。商標は各権利者に帰属します。

※イラストはKAZUKINの体験をもとにしたイメージです。実際の店舗や商品とは異なる場合があります。メーカー公式画像ではありません。