先日、久しぶりにオーディオ機器を試聴しに家電量販店へ足を運んだKAZUKIN。

高級オーディオからポータブルBluetoothスピーカー、ヘッドホン、イヤホンまで、ずらっと並ぶオーディオ機器たち。

……危険である。

こういう場所に来ると、必要もないのに欲しくなる。

KAZUKINの中で眠っていたオーディオ魂が、静かに起き上がってくるのである。

Bluetooth接続、地味に忙しい

最近は、自分のスマホをBluetooth接続して試聴するのがスタンダードらしい。

これは非常にありがたい。

普段聴いている曲で、そのまま音を確認できるからだ。

ただし、一台聴くたびにBluetooth接続。

次の機種でもまた接続。

さらに次でもまた接続。

……。

オーディオを聴きに来たはずなのに、途中からBluetooth設定大会になってくる。

便利なんだけどね。

BOSEとSONY、好みが分かれる

今回いろいろ聴いてみたが、BOSEもSONYも相変わらず良い音を聴かせてくれた。

SONYは低音と高音がハッキリしていて、非常に鮮明。

KAZUKINの耳には少しドンシャリ寄りにも感じたが、それでも音のレベルはかなり高い。

BOSEはやはり中低音の厚みというか、全体を気持ちよくまとめてくる感じがある。

どちらが上というより、これはもう完全に好みだね。

そんな世界である。

ポータブルスピーカー部門、採用枠なし

ひとつ残念だったのが、BOSE SoundLink Mini IIの直接的な後継と感じられるモデルが見当たらなかったこと。

最近のBOSEのポータブルスピーカーは、防水や持ち運び性能を重視したラインナップが多い。

もちろん、それはそれで便利である。

だがKAZUKINの場合、屋外担当はすでにいる。

ANKER、4,980円。

はい。

こいつが元気に働いている。

バスケやスケートに持っていって、多少雑に扱っても精神的ダメージが少ない。

つまりKAZUKIN家のポータブルスピーカー部門では、高品質高価格モデルの採用枠が現在ほぼ空いていないのである。

ANKER、強い。

バリュー株である。

最新ヘッドホンは、もう別次元

そしてSONYのフラッグシップ系ヘッドホン。

価格を見ると8万円を超えるモデルまで並んでいる。

……ヘッドホン、そんな世界になったのね。

もちろん音は良い。

ノイズキャンセリング、外音取り込み、各種自動制御、アプリ連携、タッチ操作。

これでもかというほど機能が詰め込まれている。

右手でヘッドホンを覆えば、音楽が止まって外音取り込みに切り替わる。

これは正直かなり便利だった。

ただ、使いこなす前に取扱説明書との戦いが始まりそうである。

昔は「音量上げる」「音量下げる」「再生」。

以上。

そんな世界だった気もする。

オーディオも随分賢くなったものだ。

帰宅して気づいた、賞味期限の長さ

この日は最新ヘッドホンをあれこれ聴きまくり、満足して帰宅。

そしてふと、手持ちのBOSE NC700を装着する。

……。

普通に良い。

かなり良い。

さらにONKYO CR-S1で音楽を鳴らす。

……。

これも普通に良い。

いや、十分すぎるほど良い。

そこでKAZUKIN、ちょっと考えた。

スマホなら15年前や20年前の機種と現在の機種を比べれば、性能差は圧倒的である。

カメラ、通信速度、画面、処理性能、バッテリー。

今さら15年前のスマホをメインで使おうとは、なかなか思わない。

でもオーディオは違う。

15年前、20年前のアンプやスピーカーでも、今聴いて普通に、

「いい音だな。」

と思えるものがある。

もちろん最新機器は進化している。

ノイズキャンセリングは強くなり、Bluetoothも安定し、操作性も良くなり、便利な機能も山ほど増えた。

ただ、こと純粋な「音」の部分だけを見ると、15年や20年という時間ほどの圧倒的な差を感じないこともある。

むしろ昔の機器の方が、自分の好みに合っていることすらある。

つまりKAZUKIN式に言えば、オーディオ機器というのは、賞味期限が非常に長い。

一度気に入った音を見つければ、10年、15年、20年と付き合える可能性がある。

短期でモデルチェンジを追いかける必要もない。

これはもう、長期安定優良株。

多少古くても業績……じゃなかった、音質は健全。

新製品という材料が出ても慌てて乗り換える必要なし。

ホールド継続。

そんな感じである。

最新モデルを否定するつもりはまったくない。

むしろ新しい機能を触るのは楽しいし、技術の進化には素直に驚く。

ただ今回、最新機器を一通り聴いたからこそ、改めて自宅の古いオーディオたちの良さにも気付いた。

高い新製品を見て帰ってきたのに、最終的に手持ちの機器を再評価している。

……。

何も買ってないのに満足度だけ上がった。

これはこれで、最高にコスパが良い。

まとめ

オーディオというのは、やっぱり奥が深い。

そしてたぶん、沼も深い。

……とか言いながら、最新機種もちょっと気になるな、という気持ちが芽生えていることも付け加えておきたい。

長期安定優良株をホールドすると言いながら、新規銘柄のチャートを眺めている投資家と何ら変わらないのである。

オーディオいいよね。

俺式評価

  • 🎧 音の好み判断力 ★★☆☆☆(BOSEもSONYも良すぎて決められない)
  • 🔵 Bluetooth再接続の忍耐力 ★★★★☆(試聴のたびに律儀にペアリング)
  • 💪 ANKERスピーカーの耐久力 ★★★★★(4,980円で屋外担当を完走中)
  • 📖 最新ヘッドホンの説明書理解度 ★☆☆☆☆(機能が多すぎてついていけない)
  • 📈 手持ち機器の再評価度 ★★★★★(何も買わずに満足度だけ爆上がり)

※本記事は個人の感想・使用記録です。BOSE・SONY・ONKYO・ANKERさんとは何の関係もありません。ただのオーディオ好きの客です。商標は各権利者に帰属します。

※イラストはKAZUKINの体験をもとにしたイメージです。実際の店舗や商品とは異なる場合があります。メーカー公式画像ではありません。