日医工という会社をご存じだろうか。
ジェネリック医薬品を製造・販売し、かつては上場していた会社である。
そしてKAZUKINは、この会社の株を保有していた。
実は日医工は、KAZUKINが人生で初めて保有した銘柄である。
投資キャリアの華々しい第一号銘柄である。
正確には、第一号銘柄であった(笑)
少し下がった程度なら、慌てない
株価が少し下がった程度なら、KAZUKINはそれほど慌てない。
むしろ逆張り投資家としては、
「また下がってるね……」
と、含み損を眺めながらコーヒーを飲むくらいの余裕はある。
少し下がれば買い増し。
さらに下がれば、もう一度買い増し。
そしてもっと下がれば、チャートを閉じる。
これがKAZUKIN流のメンタル管理術である(笑)
しかし、日医工は普通の下落ではなかった
しかし、日医工は普通の下落ではなかった。
ニュースで色々あったのは覚えている。
業績は悪化し、経営再建に入り、最終的には上場廃止となった。
つまり、
「長期保有していれば、いつか戻る」
というKAZUKINの得意技が、使用不能になったのである。
株価が戻らないどころか、株そのものが市場からいなくなった。
待つ場所すらなくなった(笑)
会社は再生、株主は強制退場
会社自体はその後も残り、現在も事業を続けている。
会社は生き残った。
従業員も働いている。
薬も作られている。
ただし、KAZUKINの株だけは有無を言わさず退場となった。
会社は再生。
株主は強制退場。
なんとも一方的な役割分担である。
株価が下がること以上に、怖いもの
株式投資では、株価が下がること以上に怖いものがある。
会社の信用が崩れ、財務が傷み、既存株主の立場そのものが消えてしまうことだ。
含み損なら、まだ希望はある。
塩漬けなら、冷蔵庫の奥で眠らせておくこともできる。
だが、上場廃止となれば話は別である。
塩漬けどころか、賞味期限切れで冷蔵庫ごと回収されたようなものだ。
実は、倍になった時期もあった
日医工を擁護するわけではないが、途中で購入額の倍になるような時期も実はあった。
そう、チャンスはあったのである。
長期保有を隠れ蓑に、出口戦略を持たない。
身から出た錆なのである。
初めて買った株から受けた、重い授業
日医工はKAZUKINに、大切なことを教えてくれた。
長期投資とは、何が起きても持ち続けることではない。
逃げるべきときに、きちんと逃げることも含まれている。
人生で初めて買った株から、ずいぶん重い授業を受けたものである。
非常に勉強になった。
授業料は、ジェネリック価格ではなかったけどね……。
もう怒る気にもなれないね…
俺式評価
- 😇 「会社は再生、株主は強制退場」の一方的さ ★★★★★
- 📛 上場廃止という強制退場 ★★★★★
- 💸 倍になった時期を逃した後悔 ★★★★☆
- 🎓 出口戦略の学び ★★★★★
- 😌 もう怒る気にもなれない諦観 ★★★★☆
※この記事はKAZUKIN個人の考えと記録です。記事中の株価・業績・保有状況などは記事投稿時点のものであり、現在は状況が変わっている可能性があります。特定の銘柄の売買を推奨するものではなく、将来の利益を保証するものでもありません。投資はご自身の判断でお願いします。商標は各権利者に帰属します。