こいつも長い付き合いである。

15年以上、まだ現役

PORTER TANKER RUCKSACK。

正確にいつ買ったのかは、もうよく覚えていない。

ただ、少なくとも15年以上は、我が家にいる。

人間なら中学生になっている。

そもそもTANKERシリーズが誕生したのは1983年。MA-1をモチーフにした柔らかな生地と、内側の鮮やかなオレンジ色で、長くPORTERを代表してきたシリーズである。

つまり、このリュックが我が家に来るよりもずっと前から、TANKERは世の中で働き続けていたことになる。シリーズとしては、もはや大ベテラン。うちの一個体も15年以上現役なのだから、耐久性については看板に偽りなしである。

それだけ長く使っているのに、いまだに現役。

タンカーシリーズの耐久性、恐るべしである。

魅力は、とにかく軽さ

このリュックの一番の魅力は、やはり軽さだ。

とにかく気軽に持ち歩ける。

荷物を入れる前から重量感を主張してくるバッグもあるが、こいつにはそれがない。休日に少し出かけるとき、両手を空けたいとき、荷物はそこそこあるけれど本気の装備までは必要ないとき。

そんな場面で、実にちょうどいい。

ロゴは、まだ健在である

基本的にはプライベート用として使ってきた。

そのため、長年仕事で酷使してきたタンカーのブリーフケースと比べると、使用頻度はやや低めである。

ブリーフケースの布製ロゴは、とっくに擦れてどこかへ旅立ってしまった。

一方、こちらのロゴはまだ付いている。

かなり頑張っている。

「俺はまだここにいるぞ」

そんな意思すら感じる。

色褪せも、もはや完成形

さすがに、ところどころ見えるオレンジ色の部分には、色褪せてきた感じもある。

ただ、それも昨日や今日に始まった話ではない。

何年も前から、ずっと色褪せている。

もはや劣化というより、完成形に近い。

ここまで来ると、これ以上あまり変わらないのではないかと思えてくる。経年変化が一定地点を超え、不変の領域に入った可能性すらある。

柔らかいのに、丈夫

タンカー特有の柔らかな生地は、体になじみやすく、持ったときの感触もよい。

ただし、柔らかいがゆえの弱点もある。

重いものや角ばったものを入れると、簡単に形が崩れる。

四角い荷物を入れれば四角くなり、丸いものを入れれば何となく丸くなる。

バッグ側に強い信念はない。

中身に合わせて生きていくタイプである。

それでも、生地そのものは驚くほど丈夫だ。

形は崩れても、簡単には壊れない。

見た目は柔らかいのに、芯の部分は強い。

少し見習いたい性格である。

15年以上使っているとはいえ、仕事用ではないため、毎日使い続けてきたわけではない。

そのおかげもあってか、ファスナーも、ベルトも、ポケットも、今のところ特に壊れていない。

補修歴もない。

これだけ長く家にいて、どこも壊れていないというのは、なかなか大したものだ。

普通なら、そろそろ何かしら不具合が出てもよさそうな年齢である。

それでも今日まで、特に大騒ぎすることもなく、黙々とリュックとしての職務を遂行している。

まとめ

軽い。丈夫。気軽に使える。

新品のような緊張感もない。

多少ラフに扱っても気にならないし、それでいて機能はまったく衰えていない。

長く使った道具というのは、きれいだから使いやすいのではない。気を使わなくて済むから使いやすいのである。

オレンジ部分は少し色褪せた。ロゴも何とか踏みとどまっている。形は中身次第で自由に変わる。それでも、どこも壊れていない。

PORTER TANKER RUCKSACK。

こいつもまた、15年以上我が家に居続けるレジェンドバッグである。

引退の予定は、今のところない。

本人もおそらく、まだまだ働く気でいる。

タンカーいいよね。

俺式評価

  • 🪶 軽さ ★★★★★
  • 📅 15年以上の耐久性 ★★★★★
  • 🏷️ ロゴの生存率 ★★★★☆(まだ頑張ってる)
  • 🎨 色褪せの完成度 ★★★★☆
  • 📦 形の崩れやすさ ★★☆☆☆(柔らかさとのトレードオフ)

※本記事は個人の感想・使用記録です。吉田カバン(PORTER)さんとは何の関係もありません。ただのPORTER好きです。商標は各権利者に帰属します。

※イラストはKAZUKINの体験をもとにしたイメージです。実際の店舗や商品とは異なる場合があります。メーカー公式画像ではありません。